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途中で違う業者に仲介をしてもらう場合

keyword: 媒介契約, 仲介, 抜き行為

(ただお /33歳 / 男性 / 埼玉県)

マンションの購入にあたってある業者に立ち会ってもらい内覧したのですが、その後知り合いの業者にも仲介してもらえることがわかりローンを通す事に関しても、その方が都合が良いので、最初の業者を断って知り合いの業者に変更するというのは違反行為になりますか?まだ特に具体的なローンの金額の話もしていないし、一度室内を見学させてもらい検討中という段階です。

法的には可能。ただし業界のルールには反する。

法的、契約的な観点から申し上げれば、あなたが一番目の仲介業者と「購入の媒介契約」を結んでいなければ可能です。
「購入の媒介契約」とは「不動産売買契約」とは異なり、あなたを通じて購入しますよという、仲介というサービスに関する契約です。

ところで一般的には、あるいは不動産取引の慣行上は、物件の紹介前に「購入の媒介契約」を締結するということは行われていません。ゆえに、他業者が紹介、案内した物件について仲介契約をすることは業界で「抜き行為」と呼ばれ、信義にもとる行為とされています。これは業界における暗黙のルールといったところです。2番目の仲介業者さんに相談した上で、あなたから1番目の仲介業者さんに対して、ローンの利用のしやすさがあるからなどの理由で仲介業者を変更したい旨、交渉をするしかありません。その上で、双方の仲介業者さんの間で話し合いが行われることになります。その結果は話し合い次第です。
業者の乗換えが認められない、一定の仲介手数料を1番目の業者にも支払うなど、三者が納得のいくラインで決めるということになります。

用語解説

媒介契約

仲介会社に手持ち物件の売却や希望物件の購入を依頼するなど、媒介を依頼した場合に結ぶ契約のこと。業者は依頼者に対して、物件の所在地や種別、取引価格、媒介契約の種別、媒介契約の有効期間、報酬金額などを明記した書面を交付する義務がある。売却の場合は依頼した時点、購入の場合は物件が決まった時点で契約するのが普通。媒介契約の種別は、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つ。標準媒介契約約款がある。

仲介

直接話し合うことの困難な両者の間に入って話をまとめること。また、その役。仲立ち。

抜き行為

ある依頼者(売主・買主・貸主・借主)が、ある宅地建物取引業者との間で媒介契約または代理契約を締結しているにもかかわらず、他の宅地建物取引業者がその依頼者を誘引して媒介契約または代理契約を締結することを「抜き行為」という。

今週のプロ紹介

不動産コンサルタント・株式会社さくら事務所 会長
長嶋 修

1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社『株式会社さくら事務所』を設立。以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築いた。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。TV等メディア出演 、不動産・経済セミナー講師、出版・執筆活動等、幅広く活躍中。



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