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楽天不動産TOP > 特集 > プロに聞く!! 住まいのお悩み相談室 > 木造住宅2階建てと3階建ての違いを教えてください。

木造住宅2階建てと3階建ての違いを教えてください。

keyword: 構造計算, サービスルーム, 第一種低層住居地域

(夜の猫ちゃん/41歳/東京都)

木造住宅の2階建てと3階建ての以下の違いをプロの視点で教えてください。
  1.一般的な耐震性
  2.居住性(便利さ・採光などのメリット等)
  3.固定資産税・火災保険の相違
  4.その他見落としがちな相違点。
以上です。いつも気になってる内容ですのでご教授お願いします。

点検や修繕がしやすいかどうかがポイント!

あくまで一般論としてお答えします。

【耐震性】
現在では、3階建ての場合には「構造計算」が義務付けられるようになっていますので、かつてのように、3階建てであることにより耐震性に課題を抱える可能性は少ないものと認識しています。ただし、間口(建物の幅・畳一枚分が1間)が2.5間分しかないなどの場合には、風などでも揺れを大きく感じるケースもあるようです。

【居住性】
間取りや隣地との関係性によりますが、3階建ての場合には、1階部分はユニットバスなどの水まわりと、採光が確保できないため「居室」の扱いができず「サービスルーム」として部屋ができるケースが多いものです。また、第一種低層住居地域で、絶対高さ10メートル制限がかかる地域で3階建てを立てる場合、そのままでは天井高が確保できないため、地面を掘り「半地下」のようにして建築することが多いものです。このとき、排水は電動ポンプで汲み上げることになるため、排水処理総力はポンプの性能に依存します。また停電時には使えなくなります。

【固定資産税・火災保険】
主に構造種別により違いが出るもので、あまり違いはありません。

【その他】
点検や修繕がしやすいかどうかが、建物を長持ちさせるポイントです。特に3階建ての場合には、隣の建物との間がくっついていて、メンテナンス・修繕がしにくい、実質的にできないケースが散見されます。

用語解説

構造計算

建築構造物・土木構造物などが、固定荷重・積載荷重・積雪荷重・風荷重・地震荷重などに対して、構造物がどのように変形し、構造物にどのような応力が発生するのかを計算すること。また、構造物がそのような変形や応力に耐えられるのかを判定することも含まれる。構造物の安全性や使用性を確認するのが目的。

サービスルーム

採光や通風などの点で建築基準法の基準を充たしていない空間のため、居住用の部屋としてでなくいわゆる納戸と同じ扱いの部屋。。

第一種低層住居地域

都市計画法第9条による用途地域の一つで、低層住宅の良好な住環境を守るための地域。12種類の用途地域の中で最も厳しい規制がかけられている。

絶対高さ制限

第1種住居専用地域だけにある高さの制限。10mか12mのいずれかで、その地域の性格によって決まる。

今週のプロ紹介

不動産コンサルタント・株式会社さくら事務所 会長
長嶋 修

1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社『株式会社さくら事務所』を設立。以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築いた。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。TV等メディア出演 、不動産・経済セミナー講師、出版・執筆活動等、幅広く活躍中。



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