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ハイパーインフレの前に不動産を買うべき?

keyword: REIT, インフレ

(匿名希望さん)

これからハイパーインフレが来るから不動産を買っておくと良いと思うのですが、どうでしょうか?

全ての不動産が上がるというわけではない。

一般論として、デフレ時には現金が強く、インフレ時には金や不動産などの価値が増すのが原則です。 EUの混乱やアメリカ経済・財政の混沌、そして我が国のデフレや負債状況など、資本主義経済はいま大きな節目を迎えており、インフレの足音が忍び寄っている気配は確かに感じられます。

マネーという、それ自体には価値のない金融資産の信任が落ち、また各種要因から資源価格や食料の価格が上昇するような流れでは、相対的に、金価格が上昇を続けているように、実物資産である不動産価格も上昇します。

ただこれをもって、全ての不動産が上がるというわけではないでしょう。ある評論家などは「インフレになるから借金の価値も下がる。今のうちにローンを組んで不動産を買っておけ」という人もいますが、これはいかにも乱暴な議論です。

狭い国土、などという幻想がバブル期にはありましたが、今となっては日本の不動産は余剰しまくりです。とりわけ住宅は持ち家・賃貸とも、大胆な移民政策でもとらない限り、今後さらに余剰することは、ドラッカー風にいえば「すでにに起こった未来」です。

インフレ局面が顕著になり、不動産価格が相対的に価値を持つのは確実でしょう。ただしそれは、REITやファンドなど海外のマネーが流入しやすい物件やその周辺立地、またそれに派生する物件というところまで。それ以外の不動産はいくらインフレになったってあまり意味はないでしょう。むろん、どんな不動産であっても、もし円の価値自体が著しく減少する、ハイパーインフレ的な局面にでもなれば、円との相対間の中では上昇します。ハイパーインフレなどという事態は、私は訪れないと考えています。

用語解説

REIT

不動産投資信託をいう。日本版REIT(J-REIT)のことを単にREITと指す場合がある。

今週のプロ紹介

不動産コンサルタント・株式会社さくら事務所 会長
長嶋 修

1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社『株式会社さくら事務所』を設立。以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築いた。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。TV等メディア出演 、不動産・経済セミナー講師、出版・執筆活動等、幅広く活躍中。



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