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楽天不動産TOP > 特集 > 不動産最新キーワード「東南角地」
不動産最新キーワードでわかる!失敗しないマイホーム購入のヒント 素人にはわかりにくい不動産用語を解説!あなたのモヤモヤを解決します。最新の不動産キーワードから見えてくる「マイホーム購入のヒント」もいっぱい!今回のキーワードは「東南角地」

今回のキーワード「東南角地」

東南角地

「東南角地」の関連ジャンル

土地

 Q. 土地は東南角地が最も価値が高い?

「東南角地」のポイント A. ホント。 今はそうです。でも将来は間取り勝負となりそうです

住宅地の地価が決まる要素にはいくつかありますが、「道路付け」は非常に重要な要素です。土地の東側に道路がある場合は「東道路」、南側にある場合は「南道路」といい、価値が高くなります。東側・南側双方に道路があるのは「東南角地」で、この東南角地が最も資産価値が高いとされています。東道路の土地が坪100万円だとすると南道路も100万円、東南角地は120万円~130万円で売買されます。

道路付けによる価値は「日当たりのレベル」です。東南角地が高いのは「朝日が入り、日中も日当たりがよい」からです。次に価値の高い南西角地は、朝日は望めず西日になり、坪120万円程度。北道路の土地は、南側に建物が建っていると直射日光は望めないため、90万円程度です。

しかし、こうした風潮もだんだんとなくなっていきそうです。たとえばタワーマンションの北側は、直射日光は望めないものの、明るさという点では十分であることが認識されるようになり、北側だからといって一概に悪いわけではないといわれるようになってきました。これと同じ理屈で、北道路の土地であっても、間取りの工夫によっては明るさを十分に確保できる場合があります。

価値が高いとされる南道路の土地に間取りを入れようとすると、道路の前にリビングや和室を配置することとなりがちですが、そうすると道路を行き来する人と目が合ってしまうという弊害が生まれる場合もあります。土地が狭いと、リビングの前が駐車場になってしまい、毎日自動車を見ながら暮らすことになる場合も。

最も価値が低いとされる、細い通路だけが道路に接しているいわゆる「旗ざお土地」は、坪70万円程度で入手可能ですが、通路部分のアプローチをきれいに飾って、建物の見える部分をかっこよくするなどの工夫ができると、かえっていい住宅になることもあります。ただし周辺を建物に囲まれていて死角があることから、防犯的な配慮や防火に対する配慮は必要です。

これからは、道路付けにとらわれず「良い間取りが入るか」を大事にする時代に移り変わっていきそうです。

土地は東南角地が最も価値が高い
土地区画1
区画ごとのメリットとデメリット
土地区画2

不動産コンサルタント 長嶋修


これまでの「マイホームの常識」が常識ではなくなっています。業者のセールストークに使われる「通説」に対して不動産のプロが「ホント」か「ウソ」かを判定、「マイホームを買うべきか、買うならいつ、どんな物件を、どうやって?」といったことをやさしく解説します。

不動産コンサルタント 長嶋修:
1999年、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社『株式会社さくら事務所』を設立。以降、様々な活動を通じて『“第三者性を堅持した不動産コンサルタント』第一人者としての地位を築く。マイホーム購入・不動産投資など不動産購入ノウハウや、業界・政策への提言、社会問題全般にも言及。著書・メディア出演多数。

不動産の達人 株式会社さくら事務所
「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を目的として設立された、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社。第三者性を堅持した住生活エージェント企業といった立場から、利害にとらわれないホームインスペクション(住宅診断)や、購入に関するアドバイスを行なう「不動産の達人サービス」を提供。

「マイホームの常識」にだまされるな! 知らないと損する新常識80
朝日新聞出版