(匿名希望さん)
地震対策として、家具を壁に取り付けようと思ってます。その際、敷金清算には関わりますか?
家具を壁に取り付ける為には壁にネジなどで穴を開ける必要があります。
しかし、ネジによる壁の穴は目立ってしまい、退居の時の原状回復で壁紙だけでなく、その下の素材の費用まで請求される可能性は非常に高いでしょう。
ただ、ネジを使わないタイプの地震対策用グッズがあり、どうしても地震対策をする必要があるなら、そのようなもので対策をするしかないでしょう。
例えば突っ張り棒タイプの家具などがあり、天井を使って突っ張る形にして地震による家具の転倒を防いでくれます。
また、耐震マットという耐震グッズがあり、家具の足にそのマットを敷くと家具の足が床にピッタリくっつき非常に倒れにくくなります。
あるいは、留め具については極細タイプのネジもありそのようなネジを使えば、壁の傷跡も目立たない為、もしかすると原状回復費を請求されないかもしれません。
いずれにしろ賃貸に住む以上、原状回復についてはどうしても避けられないものです。
ネジを使うとどうしても跡が残ってしまうので、やはりお勧めはできません。
1976年海外生まれ、広島育ち。東京大学法学部卒業後、しばらく放浪し賃貸仲介を専門とするハウスコム株式会社へ。現在同社経営企画室でWEB戦略を担う。趣味は読書と映画鑑賞と旅行。